出発まで
2019年、雪が振り始める中、大会側の中止決定により、忍野エイドで終わりを迎えた私のUTMF。
翌年以降、コロナ禍で開催中止が続き、2022年は久しぶりの開催となりました。
エントリーした時点では、まだまだコロナの影響もあり、今年も中止かなと思ってましたが、
大会が近づくにつれ、イベント制限が緩和されはじめ、これはホントに開催されるのかもと、
年明けくらいから慌てて山練習に力を入れ始めました。

トレランレースは1年ぶり、夜間走なんて、2019年秋の信越ぶりでしたが、まあ夜走るのは、
萩往還などで慣れてるので、とにかく練習で山に入り、山の足と登りのスタミナをつけるよう
頑張りました。
開催されるかどうかギリギリまで様子を見たかったこともあり、装備は新しいものは買わず、
持ち合わせのもので出ることにして、一ヶ月前にジェルだけ購入。
165キロと思うと不安になるので、つい多めに買っちゃって、気がついたら70個くらい届きました。

前回大会は雪で途中終了となるくらい寒かったこともあり、大会本部からの事前アナウンスでは、
とにかく寒さ対策をしっかりとするように言われました。それを踏まえて荷物を作ってみると
相当パンパンになったので、前回出走したときはノースフェイスのザック、
TR10とTRベルトで行ったんですが、容量がもっと大きなTR ROCKETと、
細かいものの出し入れがしやすいパーゴワークスのウエストベルトに変更しました。
ちなみに、出発前に一応全部詰めた状態で荷物の重さを測ったら、4.4キロありました。
肩が死ぬるので、肩パッドを内側に追加しました。

レースまでに、各エイドや山までに距離、高低差の表を作ったり、エイド区間ごとの
到着予想タイム表、エイドでやることリストなどを作ったりして、
完走を目指すために、ここでこうする!とか、ここは頑張って走る!とか決めてましたが、
天気予報的に、当日は晴天、しかも暑くなるという予報が出て、
こりゃ、もう1本、水を追加しなきゃいけないかも、とか色々悩んでました。

そしてレース受付前日、明日の朝には出発ということで最後の荷物を作ってたときに、
「ここ数日の悪天候でコースの路面悪化のため、天子山地をカットします」との発表。
その晩には詳細情報やGPSデータも出そうになかったので、その晩はさっさと寝て、
出発当日、朝から全部データを作り変えました。
スタートが1時間遅くなって、距離は約6キロ短縮。しかし、あの天子山地が無くなると、
私でも3時間くらいは短縮できるはず。
そうなるとゴールできる可能性は高い!いや、これでゴールしなかったら、何と言われるか・・・
とか思いつつ、新幹線で新富士駅に向かいました。

前日
名古屋でこだまに乗り換えて、新富士駅に到着、すぐに受付前で抗原検査。
ここで陽性反応とか出て、出走できなかったら、泣くに泣けないだろうなぁ。
無事にクリアしたので、受付に行ってゼッケンなどをもらいました。
ここで必携品チェックをしたとき、ザックにつけていたチカチカライトを一つ紛失した気がします。
仕方ないので、予備に持っていた萩往還ライトを使うことにしましたが、これが却って良かった。

今回の宿泊は、駅そばの東横イン。ここの会員だと15時にチェックインできるので、
早めにチェックインして、すぐに明日の支度を開始。
暑いという予報にあわせて、初日の荷物からレギュレーション以上の寒さ対策グッズを抜いて、
ドロップバッグに移しました。
代わりに暑さ対策で水用のフラスクボトルを1本追加したので、多分重量的には5キロ近かったと
思われる。背負ってみると、揺れることはないけど、荷物が肩に食い込む!
肩パットの効果は大きいなと感じました。

レースの荷物

これにドリンクを入れると約5キロ


夕食は、駅ナカでAさん、Sさんと軽く一杯。互いの健闘を誓いました。
翌朝、こどもの国行きのバスで行く予定でしたが、一緒に現地まで車で連れて行って
もらえることになりました。早めに現地入りできることになって嬉しかったです。

レース当日
朝はなるべくゆっくり起きようと思ったけど、普通にお腹が空いて目が覚めてしまいました。
ホテルの朝食会場は選手だらけで、一般客に申し訳ない感じでした。
ご飯を2杯食べて、一口パンを3つもらって、部屋に戻りました。

10時にチェックアウトして、Sさんの車で移動。こどもの国でSさんのサポーター受付を済ませたら、
富士急のエキスポを見に行ってみようかという話をしてましたが、サポーター用のゼッケン到着が
30分遅れると言われ、富士急往復は諦めて、近場でゆっくり食事をすることに。
近くにあった nog cafeというお店で美味しいカレーを食べ、
13時過ぎにまたこどもの国に戻りました。
駐車場からドロップバッグとゴール後の荷物を背負って、荷物預けに移動。これが結構な距離で、
すでに汗だくになりました。遠かったなー。
14時頃に荷物を預け、朝食会場でもらってきたパンを食べて、15時半のスタートまでのんびり。
って、自分のスタート時間は16:15なんで、まだまだ時間あります。
ほんとはこの時間、寝てたら良かったのかなと思いますが、気分が高揚してるんで、
そのときは気が付かず。

いよいよスタート!!
15時くらいにスタート会場に移動すると、すでに会場は選手と応援の人でいっぱい。
テンションマックスの中、第一ウエーブが出発。知った選手がたくさん!
この方々、一晩でゴールしちゃうんだよなあ。私らは二晩かかるもんなあ。20時間くらい違う?

そこから第2、第3ウエーブも出発し、いよいよ自分の第4ウエーブ。
なんと、ヤマケンさんや鏑木さんもこのウエーブでスタートです。
ってことは、注意して見てたら、抜かれるときに会えるかな?

スタートからA1富士宮まで

スタート前

富士山が雲に隠れましたが、行ってきます!

いよいよ、16:15、第4ウエーブ、最終組からスタートしました。最初から荷物が重い。
前回2019に参加したとき、ここから第1エイド富士宮までが一番走れた、
いや走らされたと思っていたので、最初から両膝にサポーターをつけて出発。
最初のロード区間は下り基調なので、「下りは得意!」と言い聞かせ、頑張って抜かす。

林道を走る

まだまだ序盤の林道。走らされます。

天気が良いので、夕方近いとはいえ、まだまだ暑い。ちょっと走ると大汗。
7キロくらいで鏑木さん、アフロS田さんに抜かされました。

富士山

富士山を見てたら、鏑木さんに抜かされました

前回のように、途中にウォーターエイドがあると思いこみ、そこまで頑張ろうって走っていたので、
途中で今年は無くなってると思い出したときのショックが大きかったです。
ウォーターエイドでジェルを摂ろうと思ってたのに、しっかり補給できず、そのまま鉄塔下へ。
このあたりはも前後に列が続いているので、想定より速いペースを強いられ、結構辛かった。
頑張りながらふくらはぎがピクピクしてきていたので、列から外れてジェルや塩分を取り、
ついでにライトも付けて進みました。
富士宮エイド到着は19:07 予定より10分早く到着でした。

A1富士宮からA2麓まで
ここについて、まず冷たい水を2杯がぶ飲み。もうちょい早く到着した人はスポドリのメダリストが
飲めたらしいけど、私が着いたときには水しか無かったので、このまま水だけ飲んでると、
お腹がタプタプになって危険だなと思い、胸のドリンク2本を満タンにすると同時に
ウエストベルトの背中部分で、予備のフラスクでバイオ茶を作りながら進むことにしました。
これで水切れの心配が無くなり、結構良くて、この先ずっと、背中でお茶を作りつつ進みました。
しっかりバナナやジェルを摂り、次の麓エイドまでに使うジェルを前ポケットに突っ込んで、
11分でエイドを出発。
さあ、ここからは天子山地も無いし、頑張るぞ!って思って、エイドを出てすぐにつまづいて転倒。
右手のひらを擦りむいて、相当痛い。ついでに両足も攣って悶絶。
そこまでひどい攣り方ではなかったので、芍薬甘草湯を飲み、手持ちの水で軽く
手のひらの傷口を洗い、気を取り直して出発。しかし転倒するとテンション下がります。
ここからはロードや河川敷などを走り、天子ヶ岳登山口へ向かう。
蒸し暑い。カエルうるさい。
このあたり、前回は雨だったからか、ほとんどコースの記憶がなくて、
どのあたりを走ってるのかわかりませんでした。
ここから新コースだっけ?ってずっと思ってました。
蒸し暑いし、水だけだと不安なんで、途中に自販機があったらなにか買っておきたかったけど、
コーラや炭酸は速い人が買ってしまった後で、何も買えず。
自販機を通り過ぎてから、せめてスポドリを買えばよかったなあと後悔しました。
前の人について黙々と走っていると、いつのまにかトレイルに入りましたが、
足元は結構なぬかるみでした。足元をぐちゃぐちゃにしながら、やっと天子登山口分岐に到着。
ここまでですら、けっこうぬかるんでいたので、山頂に行ってたら大変だったろうなと思いました。
急登が始まる手前で右折し、ちょっと走ってロードへ。
ここからの下りは、頑張って走った記憶があります。
田貫湖キャンプ場を過ぎて、住宅地に入ると、もう少しで通常ルートとの分岐点。
麓エイドは、ここからがすごく長かった印象があったけど、今回はそこまで遠く感じなかった。
エイド手前には、牧場があるので、そんな香りがしてきたら、エイドは近いです。
22:56に麓エイド到着。

A2麓からA3本栖湖まで
ここは富士宮焼きそばが美味しかった。小さな缶コーラもあったので、もらってすぐ一気飲み。
生き返りました。
メダリストもあったので、ドリンク類を追加して、バナナも食べて出発。滞在時間17分。
焼きそばのソース味が口に残り、塩気を感じることが出来て良かった。
ここからは、前回一番辛かった竜ヶ岳への登りがカットされているので、
少しは楽になるなと思いながら走りました。
エイドを出てすぐ、キャンパーのあこがれ、ふもとっぱらキャンプ場の横を通過。
前回ここを通過したときは雨だったし、全く視界に入らなかったけど、
今回はちょうど雑誌GO OUT主催のキャンプフェスがあったようで、とてもテントが多かった。
焼き肉の良い匂いが辛かった。焼肉食べたい!ビール飲みたい!
東海自然歩道はゆるい登りだったので、走りやすかった。
なんとなく、このまま本栖湖に着いちゃうのかなと勘違いしていたら、
ボランティアの方の「ここから峠越えでーす」の声が聞こえ、我に返る。
ああ、竜ヶ岳は無くなったけど、その手前に峠があった。
貯水池とトイレがあるところから、端足峠へ。つづら折りなんだけど角度がめっちゃきつい!
標高差450メートルを休み休み、何度も列を外れて道を譲りながら進みました。
なんとか登り切ると、今度はそのまま下り。下りはそこまで辛くないけど、まままあ降りる。
暗いと足元の様子がよくわからないので、列先頭の女性に引っ張ってもらい降りてましたが、
途中で疲れたと言われて交代。すでに結構下まで降りていたので、ペースを上げつつ下山。
ここからのロードは頑張って走り、本栖湖エイドには1:37到着。予定より50分速い到着。

A3本栖湖からA4精進湖民宿村まで
ここで水を補給し、身延饅頭を食べ、そのままスタート。約5分の滞在。
ここからのエリア、最初の登りは順調に進む。進んでも進んでも中ノ倉山に着かず辛い。
やっと着いたけど、今度は中ノ倉峠はいったいどこ?って感じ。
何度も峠についたと思わされて辛かった。
途中で霧が出てコースが見えづらく、ハンドライトも駆使して進んだけど、
足元がはっきり見えずに怖いので、ペースが上がらなかった。
やっと着いた中ノ倉峠、ここからパノラマ台までも地味に距離があって辛い。
でも、ようやく着いたパノラマ台から見た影富士はきれいだった。

影富士

パノラマ台ではきれいな影富士と雲海が!

下りの前にジェルを摂ってしまったので、ペースアップすると胃が揺れるかなと、
ややペースを落として進む。
前回は下りを頑張ったけど、今回はすでに太もも前が痛く、速歩き状態でしか降りれず。
なんとかつづら折りを降りたところから、今度はやや眠気が出はじめ、早歩きでエイドへ。
途中で明るくなって、目も覚めてきたけど、12時間くらいで眠気が来ると思わなかった。
遊歩道からロードに出て、そこからはひたすら走る。
とりあえず、元気な間はエイドには走って入ると、このあたりまでは決めてました。
精進湖エイドには4:54到着。頑張った2019より、今年のほうが区間ラップが15分速くてびっくり。
前回のほうが下山後が遅かったということかも。

A4精進湖民宿村からA5富士急ハイランドへ
エイドで雑炊を食べ、水分補給してジェルを前ポケットに突っ込んで出発。滞在26分。
足和田山までのロードは、走ったり歩いたり。ベタ歩きしないことで、時間を稼ぐ。
富岳風穴前でトイレに行き、自販機の缶コーヒーを飲んだけど、まだ眠い。どこかで寝たい。
樹海から道路をくぐって登山開始。足和田山を目指す。
紅葉台あたりから見える富士山と雲海がきれいでテンション上がり、目が覚める。

富士山

暑いけど、富士山みてると頑張れます。

そして足和田山が地味に遠い。展望台を通過してから、さらに羽根子山を通過して、やっと下山。
山を降りてからはひたすらロード。途中に人だかりがあると思ったらオアシス的な自販機でした。
冷たいCCレモンパイナップル味を飲んで、リフレッシュ。
この日はとても暑かったので、ここあたりから体を冷やすために何度か自販機を活用しました。
キャンプ場の横を通過し、ロードを走ったりトレイルに入ったりしながら、富士急ハイランドへ。
このあたりで膝がむくんできたのか、サポーターが痛く感じ、ふくらはぎに下げて走りました。
でも、外すとすでに膝が痛くなっていたので、膝に戻したり、下ろしたりしてました。
エイド前のロードは頑張って走って、富士急ハイランドには9:34に到着。

A5富士急ハイランドからA6忍野へ
デポバッグを受け取り、真ん中にあるテーブルに陣取ったけど、
テーブルの上は荷物が広げられないし、日が差して暑いので失敗だったかも。次は日陰かなぁ。
使用済み充電器などをドロップバッグに戻して軽くしたけど、またジェルを積み込んだので、
ザックが最初の重さに戻りました。背中が揺れてるかなっていうくらい、軽くなってたのになぁ。
ドロップバッグに入れていた永谷園のドライカレーを食べ、オレンジジュースを飲んで
暑いので維新ノースリーブに着替えて出発。滞在54分。

食べたばかりで走れないので、このあたりは歩きながら進みました。
トレイルの出口手前で、10時に富士急をスタートしたKAI出走のトップグループに抜かれました。
ここで同じ萩往還のチカチカバッジをザックにつけてる女性に出会いました。
(あとで、岡山のFルモさんと判明。)
色々話をしながら一緒に進んでいると、ほどなくして、小倉山に差し掛かります。
KAIの選手には最初の山。
スタート直後のKAIの選手と一緒になるので、スピードに惑わされないように、横をどんどん
通過してもらいつつ、こっちも止まっているわけにはいかないので、
130メートル、しっかり登りました。
この時点で、登りが遅いから先に行ってと言われたので、Fルモさんとは一旦お別れ。
この山を下ったら、目の前が道の駅富士吉田。とっても魅力的なエイドに見えました。
まずはトイレに行き、その後、コーラを1本。顔も洗ってスッキリ。
このあたり、ちょうどお昼頃で、とても暑く、自分の持ってるドリンクがみんな生ぬるいこともあり、
体を冷やすためにとにかく冷たいものが欲しかったです。
道の駅を出て、すぐ先にあったロード沿いの自販機でもう1本コーラを一気飲み。
案の定、水腹で動けなくなり、ここから登り口までひたすら歩く。
浅間神社の裏あたりから、右折した後で、じわじわと登り始める。ここがまた長く感じました。
つづら折りの登りが終わると出てくるのが、忍草山への直登。これがまた辛い。
その後、金比羅山も登って、鳥居峠に向かっているところで、Fルモさんに追いつかれる。
もうすぐ峠に出て、下りですねーと話してたら、「平地まで走りましょう!」と言われ、
泣きながら下りを一緒にそこそこ良いペースで走り降りました。
前回までは平地に降りて、すぐにエイドだったのが、今回は遠くなったというのは知ってたけど、
「あと3キロでエイドです」と言われて、行けども行けどもたどり着かず。
この間が長すぎた。5キロくらいある印象でした。こんなに長いのなら、もう少し頑張って
走れば良かったなあ。やはり平地のだらだら歩きは時間ロスになりますね。
エイドまで行く途中に自販機を発見。すぐエイドに着くと思って買いに行かなかったけど、
あの距離を考えたら、買って飲みながら行けば良かった。
そして、やっと忍野エイド、14:34到着。
そのすぐ前に私設エイドがあり、コーラを振る舞われてました。
エイドにもあると思って入ったら無かったので、コーラもらっておけば良かったと後悔しました。

A6忍野からA7山中湖きららへ
エイドでは、トイレに行ったり、ドリンクを補充したり、ジェルを前ポケットに追加したり。
疲れてるので、今後を考えると、そろそろ寝ておいたほうがいいのかなとも思ったけど、
暑すぎるし、まだ先は長いので、31分滞在して出発。徐々に休憩時間伸びるなぁ。

2019はここで終了したので、ここからホントに未知のコース。
エイドを出て少し歩くと大平山の登山口。ゆっくり登り始めます。
そこまでキツい登りもないけど、だらだら長い。大平山山頂からは富士山がよく見えて景色最高!

富士山

大平山から見た富士山。この次の山までがキツかった

そこからは階段地獄の始まり。階段を下って、その後は見上げるほどの階段。
平尾山までの登り階段は長くて辛かったなあ!

平尾山

平尾山にて、Fルモさんと。お世話になりました。

トレイルを下る

山中湖エイドまで下ります。暑かったのでノースリーブが役に立ちました

山頂からの下りもやや滑るとこがあったし、注意しながらの下りを走るのは疲れました。
なんとか下山し、町中に降りてきました。そこから湖方面にちょっと向かって、
道の駅きらら山中湖エイドに到着。17:20到着。

A7山中湖きららからA8二十曲峠へ
到着してすぐに、豚汁とおにぎりをもらい、おにぎりを豚汁に入れて、かきこみました。
だいぶ疲れが出たので、20分ここで眠ろうと思ったけど、眠れなかったので、ドリンクを補充し
ライトの準備をしてFルモさんと一緒に出発。42分滞在。次は二重曲がり!
エイドを出て、割とすぐに急登がはじまり、明神山パノラマ台へ。そこからずっと続く登りが辛い。
たまに降りもあったけど、距離が長い。地味に体力が削られていく。
高指山に向かう途中、花火の音がしたけど、木の間を走ってるので、よく見えずに残念。
このあたりから山伏峠、石割山分岐と登りが辛いし眠かったので、
Fルモさんに「ここで寝ます」と言って別れ、トレイルの脇でちょっと寝る。
上着を羽織って座り込み、一瞬で眠りに落ちるけど、寒いからすぐ目が冷める。
そのまま座ってても冷えるので、仕方ないから進み出す。
このあたり、3回くらい寝たり起きたりしたんじゃないかな。
この頃から、心拍数を上げずに登り続けられる、ちょこちょこ登りのコツをつかみだした気がします。
遅いから後ろがいないときしか出来ないけど。
石割山からの下りはそこまで長くなかった印象だけど、実は2キロ弱、260メートルくらい下ってたんですね。
眠気で意識があまりなかったのか、辛い記憶もないです。やっと二重曲エイドへ。23:27到着。
この区間、全区間で最長の5時間24分かかってます。そりゃ疲れるわけだ。

A8二十曲峠からA9富士吉田へ
エイドが暖かいので、到着してちょっと休んでると、奥の方にFルモさんを発見。
クリームパンとコーラを手にしたけど、コーラが全部飲めず。
Fルモさんに半分残ったコーラを処分してもらいました。
考えたら、申し訳ないことを頼んだなあ。(エイドの人が処分してくれたそうです。)
だいぶ疲れてました。
ここでもFルモさんに先に行ってもらい、少し寝ようとしたけど、やはり眠れず、一人で出発。
ここは前後に人がいなかったので、ちまちまと自分のペースで登り続けていました。
気がつくと渋滞が出てきて、そこが杓子山のえぐい岩の登りでした。
これがよくグレートレースで見る噂の登りかぁ。最初のうちは腕を使って登るのが新鮮で、
面白いなと思って、ガンガン進みましたが、この区間が意外と長く、気がつくと体力消耗してました。
山頂を過ぎたところにある鐘ではしっかり写真を撮り、そこから一気に下るつもりが、
結構テクニカルでペースが上がらないので、気がつくと集団になってきました。

杓子山

やっと杓子山!あとはエイドまで下るだけ!でも遠い!

滑りやすい斜面も多く、ロープをつかみながら下る場所も多かったです。
時間をかけてやっと降りたと思ったら、またぐっと登らされて、
最後はここはどこ?な感じの林道に出ました。
ここから次のエイドまで約3キロと言われたので、みんなすぐ着くと思って、
疲れて眠い中、喋りながら歩いてたら、気がつくと1時間経っても到着せず。
眠気もピークだったので、数人が右に左にふらついて寝ながら歩いてました。
「今、レース中ですよね?これは時間がもったいないですね。」って途中で気がついて
ペースを上げましたが、ホントにこのあたりは眠かった。そして、確かに時間がもったいなかった。
なんでこんなにエイドが遠いんだとか、もう1セクションあるのにやる気が無くなるとか、
文句を言いながら3:48にエイドに到着。

A9富士吉田からゴール富士急ハイランドへ
ここまでに時間を使ってしまったので、眠かったけど、ここで寝たら起きてから焦ると思い、
エイドに長居をせずにすぐ出ることに。
楽しみにしていた吉田うどんが、疲れすぎていたのか、固く感じてあまり食べられなかったので、
バナナなど適当なものをつまみながら、霜山方面へ出発。それでも滞在25分。
霜山の入り口までは5キロくらい。平坦なロードで距離を稼げたのは良かったけど、
相変わらず眠いので走れず。途中で缶コーヒーを1本飲んでリフレッシュしました。
霜山の登山口からは、約610メートルの登り。延々と登りました。途中にあった階段が、短いけど辛かった。
こんなとこにSTRAVAチャレンジがあるなんて、無理w
なんとか霜山の登りが終わり、そこからは下りです。登りの途中で降り出した雨が少し強くなり、
寒く感じたので、レインウェアを上から羽織って降りました。結局、上着を着たのは、
山中で寝ようとしたときと、ここだけでした。あとはずっと半袖シャツ一枚とアームだけで、
特に寒いとも思いませんでした。←暑がり。

霜山

霜山から下山。雨が降って、ここが一番寒かった!

下りを頑張って飛ばそうとしましたが、前太ももの筋肉がやられてます。痛いです。
なんとか大股で早歩きで下ります。もう一度、天上山をちょっと登って、そこから全部トレイルで下山。
たまに富士急ハイランドが見えます。前太ももは相当痛いけど、頑張って下りました。
山を降りたら、ロードを約2キロ。あとちょっと!と思って走ってみたら、意外とあったので、
1キロくらい行ったところでバテて歩いちゃいました。
ゴール手前でザックをおろし、首に巻いたタオルやウエストベルトを外してザックに入れ、
写真撮影用に維新シャツに着替えてゴール会場へ。
会場まであと少しっていうとこで、先にゴールしてたFルモさんとS田さんに遭遇。
帰ってきたところを見てもらえて良かった!写真も撮ってもらえたし!

会場に入って、もうゴール出来た!と思って歩いたら、そこからぐるっと回った先がゴールでした。
確かにゴールテープを切るシーンをよく見ますもんね。
もう一度走り出して、8:10に、39:55でゴールできました。長かった!

ゴールテープを切る

なんとか40時間切りでゴール


今回は体も足も仕上がりがイマイチで、本当にゴールできるのか不安だったけど、
ほんと帰ってこれて一安心でした。
仕事の都合もあって来年参加できるのかわからないので、なんとかゴールできてホントに良かった。
やはりコツコツと練習して良かったなぁ。

ゴール後
ゴールして、着替えの荷物をもらいに、ドロップバッグ置き場に行ったら、
荷物はゴール近くにありますと言われて、また会場に逆戻り。
ゴールで言ってよーって思いつつ会場に戻り、途中うで瓶ビールを一気飲みし、肉まんをガブリ!
荷物をもらって、更衣テントの中で座って着替えながら、ゆっくりと荷物を整理。
予約してる新富士駅行きバスは12時半出発なんで、それまでエキスポをぐるっと回ってましたが、
雨も降ってるので、またテントに戻りました。ここでちょっと携帯を覗いてたら、一瞬で寝落ち。
気がつくと30分くらい経過してました。
目が冷めて、表彰式が始まるのをしばらく見てましたが、バスの時間も気になったので、
選手表彰が始まるあたりでバス乗り場方面に移動、ドロップバッグを受け取り、
早めに到着していたバスに乗り込みました。バスが動き出した瞬間、また寝ちゃったようで、
目が覚めたらこどもの国だったり、新富士駅だったりしました。あっという間の到着。
新富士駅で降りて、駅前の東横インに行きましたが、15時までチェックインできないので、
食堂スペースでビールを飲みながら待ってました。ここでゆっくりできたのも良かったです。

この時間に新幹線の駅まで帰ってるんだから、当日山口まで戻ることは可能だったんだろうけど、
眠いし動きも遅いので、確実に乗り換えできずに寝過ごしてたでしょうね。
次に出るとしても、後泊はすると思います。

15時にチェックインして、体中のテーピングを剥がし、洗濯物を整理して、久しぶりのお風呂。
そして風呂上がりにビール。しかし、一本飲み干す前に意識がなくなってました。

ふと目が覚めたのが18時くらいだったので、駅前で食事。
来たときに気になっていたけどレース前に生物は避けくて我慢した生しらす丼とビールを注文。
やはり美味しい!でも、体が疲れてるので、全部食べきれず、ご飯を半分残してしまいました。
今回は心置きなく あやうくビールも残しそうになりましたが、これは頑張りました。
えっと、ゴールして4本目?

ホテルに帰って、ベッドに横になったら、即、寝落ちしてました。
ふと目が覚めたのが4時くらい。お腹が空いて目が覚めたのに、食べるものがない。
いや、正確には、ジェルはたくさんあるんだけど、それだけは嫌!ってことで、
荷物から見つけたプロテインバーをかじりながら、しばらく荷物を整理して、
もう一度、朝食の時間までゆっくり寝てました。

7時くらいに起きて、朝食を食べに降りましたが、不思議と筋肉痛はなし。
一番痛いのは、股擦れしたお尻でした。
これならすぐにジョギング再開できそう。さすがに、体に力が感じられないから走らんけど。
10時にチェックアウトして、駅ビルでお土産買ったり喫茶店で時間つぶしたりして、
11時台の新幹線で、3回乗り継いて山口に戻りました。
結局、木曜、金曜、月曜と職場を休んだ形になるし、ほんと毎年出られるレースじゃないですね。
次に出られるのは退職後かなぁ。それも体力的にきつそうだし、無理言って休むのかな。


走り終わったときには、当分もういいやと思ってたけど、時間が経つと辛かったことだけ忘れて
またあの雰囲気を味わいに行きたくなる、そんな印象に残るレースでした。