福山城スタート、しまなみ海道を走って今治城を過ぎたところがゴールの、海宝ロードランニング主催「第13回 しまなみ海道100kmウルトラ遠足」に参加して来ました。
前日金曜日に福山入りし、15時過ぎには福山ニューキャッスルホテルのチャペルで受付。 会場にはクッキーや完走(乾燥)納豆、コーヒーなどもあり、アットホームな感じでした。 選手の方々もギラギラした雰囲気が無く、隣ではマッサージのサービスもあります。 また、パネルに注意事項が張りだしてあり、荷物の預け方や完走できない場合の注意も書いてあったので、メモ代わりに写真撮って来ました。
エントリー後は、特にすることが無いので、16時半頃から駅前の焼き鳥屋で軽く一杯。気がつくと19時。やや飲み過ぎ。 ホテルに戻ってシャワーを浴び、レースの準備をしていたら、眠くなってそのまま爆睡。やっぱり飲み過ぎでしたね。
3時に起床し、足首、膝を中心に入念にテーピングし、荷物をセットしていたら、あっという間に4時前だったので、あわててチェックアウト。
4時10分に宿泊しているホテルの下で待ち合わせ、福山ニューキャッスルホテルに荷物を預けに行きました。
ホテルは北口、福山城側でしたが、福山駅の南北通路が開放されていたので、そのまま南口に行けたのはラッキーでした。
4時半前に荷物を預け、その場で朝食のおにぎりを食べながらスタート会場の福山城へ。 後でちょっと胃が痛くなったことを考えると、もうちょっと早い時間に食べたほうが良かったかなぁ。ということは起きる時間を早くするか、テーピングを急ぐべきかな。
4時50分くらいに福山城のスタートエリアに到着、維新ランナーズからは6名の参加でしたが、狭い城内、ランナーでごった返しています。ちょっとおしゃべりしているうちにカウントダウンが始まり、5時にスタートしました。
スタート後、ゲートをくぐって階段を降りるまでは大混雑のため歩いていましたが、道路に出たところでようやくジョギングペース、信号で止まりながら進みます。すでに一緒にスタートしたメンバーの半数はバラバラになっていました。
2号線を尾道方面に走り、川沿いの道に入ると、5キロ地点で最初のキミヤ醤油屋エイドが見えてきました。まだまだ余裕なので、スポーツドリンクをもらってそのまま走ります。
このあたりで、隊長がふくらはぎの異常を訴えていましたが、「頑張って!」というしかなかったです。この時は、「今回だけは私が隊長をおいて行くことになるかも」とか思っていました。今考えてみると、心配して損したなぁw
尾道までは2号線を通るため、途中何度もトンネルを通過します。トンネル内は空気が悪いので、速く通り抜けたくて、ペースアップしてしまっていました。
ようやく10キロ地点、神村トンネル前エイドに到着。ここで給水している間に今度はOさんが先行して行きました。
14.9キロで高西町セブン前エイド。ぶっかけうどんとスイカが美味しかったです。
ここまでずっと代わり映えの無い景色が続いていましたが、しばらく走っているとようやく遠くに作業用クレーンが見えて来ました。海が近いようで、気持ちが高鳴ります。
20.2キロで尾道大橋の下エイドに到着。ここから歩行者用の道をぐるりと回って橋を渡ります。この橋は歩道が狭くて自転車は通れないようでした。尾道大橋を渡って道を下り、向島に上陸。
しばらくしたところの24キロ付近にあったガソリンスタンドでトイレを借り、ここで膝にサポーターを装着。このあたりから、隊長がロキソニンが効いて元気になりました。逆にKさんがちょっとバテて遅れ気味。ショッツを摂って気合を入れていました。
しばらくはゆっくり気味で、3人で走っていましたが、因島大橋手前のエイドで隊長が先行。そのまま因島大橋を渡って因島に上陸。 橋の上もいいペースで走っていたのに、ほら貝と恐竜に迎えられてアメニティ交流公園エイドに到着した頃には、隊長はすでに出発していました。ここでは生搾りオレンジジュースと氷をいただきました。ジュースが最高に美味しかったです。
このあたりから気温が上がってきて、なんとなく私もふらふらしてきました。
因島北インター入り口にあるローソンでトイレを借り、コーラのミニボトルを飲んで進みます。ビールを飲んでいる人もいたけど、さすがにこの先が長いので遠慮しました。
ちょっとお腹のあたりが変だったので、ペースを落とし、その先のサークルKでトイレを借りました。すぐ隣の40.1キロのディサービスセンター前エイドを過ぎて、生口橋を渡り、生口島に上陸。
この頃、私は熱中症気味で、胃が動かなくなり膨満感を感じていました。毎年、暑くなるとこの症状になりますが、こうなると苦しい。ひーひー言いながら走ったり歩いたりして、46.2キロの田中様亭前エイドへ。ほんとに田中様の自宅庭がエイドでした。冷たい水をもらって頭と首筋を冷やし、少し持ち直したところで、49.6キロのB&G海洋センターへ到着。
ほっとして上着を着替え靴も履き替え、荷物を入れ替えて軽くジェルなどをとって出発。なんとここでの休憩は30分使っていました。
ここを出る時、ポツポツと雨が降り始めていましたが、暑かったので少しくらいの雨は気持ち良いと思い、そのままスタート。ここで今まで持っていたレインウェアを帰りの荷物に入れてしまったのが、後になって考えると失敗でした。
残りは50キロ、スタートしてすぐに隣のドルチェでジェラートをいただきました。瀬戸田レモンが美味しかったです。各地のエイドでいただいた柑橘系、ほんとに美味しかったなぁ。
たっぷり休んで元気復活したつもりだったので、しばらくは走っていましたが、体温が上がってくるとやっぱり胃痛が再発し、また失速しました。55から59キロあたりは本当に苦しかったです。
55.2キロの瀬戸田サンセットビーチエイドでは食べるのが怖い状態で、夏みかんちゃんぽんも一口しか食べられませんでした。しかし、エイドのすぐ隣にあったシャワーブースの蛇口で頭を洗い体を冷やしたところでやや復活。風も吹いて寒さを感じるくらいだったので、けっこう走れました。
多々羅大橋を渡る頃には完全復調し、一気に下って大三島に上陸し、インター隣接のエイドに到着。
ここから伯方町なのか、エイド到着と同時に冷たいタオルをいただけて嬉しかったです。 オレンジといちごも美味しかったですね。 空は雨模様になっていましたが、それでもまだ体が熱かったので、雨が涼しく感じて、ここはけっこう走ることができました。
鉄工所などを抜け、65キロ地点を越えて、次のエイドまで1キロのはずがなかなか遠かったです。歩道をぐるぐると回ってやっと大三島橋を渡り、伯方島へ到着。
66キロ地点の伯方島エイドでも
冷たいタオルが嬉しかったです。伯方島では、あちこちにボランティアの皆さんに声をかけてもらえて走り易かったなぁ。雨の中、皆さん感謝です。
70.1キロの伯方SCパークエイドでは放送で名前も呼んでもらえて嬉しかったです。美味しいそうめんもいただきました。
伯方大島大橋を渡ると、いよいよ大島に上陸です。雨はかなり強くなってきましたが、なかなか75キロの看板が出てきません。
75.6キロの宮窪港前エイドで冷たいジェルとオレンジをいただき、ここからゆっくり登りです。かなり雨もがひどくなってきたので、エイドを出てすぐにKさんはシェルジャケットを着こみました。私も彼女にビニール袋カッパをいただきましたが、これを着ると体が暖かくなって、本当に助かりました。ウルトラでの装備ミスは死活問題ですね。
雨の中、歩くと寒いので黙々と走り、80.7キロの吉海町バラ公園エイドの到着。 ここで初めて暖かいお茶と茹でたてのそうめんをいただきました。
この先、ひたすら次の来島海峡大橋を目指って走りましたが、なかなか見えてきません。さすがに力尽きて、「あそこまで歩いてあそこから走る」作戦を繰り返して距離と時間を稼ぎました。ここでようやく、スタートの頃に一緒だった皆さんと抜きつ抜かれつできるようになり、やっと戻ってきたという気がしてテンションが上がりました。
なんとか88.6キロの来島海峡第一大橋手前エイドに到着。ラストスパートに入るため、最期のカフェイン入りショッツを摂り、一気に橋を渡りきりました。ライトが点灯されはじめた中、キロ7分ペースで黙々と走っていると、ごぼう抜き状態でした。
約4キロあった来島海峡大橋3本を走り切る頃にはすっかり暗くなっており、来島海峡第三大橋終わりのエイドでサプリを摂って、中間点でザックに入れておいたハンドライトを持ってゴールを目指しました。
足元が見えにくいのでスピードは上がりませんでしたが、ゴールが近いと思うと、歩く気にもならずどんどん走ります。例によって最期のエイドになかなか到着しません。エイドより先に見逃したんじゃないかと思っていた95キロの看板を発見したのはショックでしたが、そこからはあと1.2キロと言い聞かせながら走り、なんとか伊予銀行前のエイド到着。ここではおまんじゅうをいただきました。
いよいよ残り5キロ弱。キロ7分で頑張り、商店街を抜け、コースを覚えてないので、LEDの案内に導かれるように走っていたら今治城へ。
今治城の中がゴールだったかなと思っていたら、中を通過しただけで外に出て、さらに走ります。
ここからはあと1キロ。
前にいる選手は全部抜かしていって、ようやくテクスポート今治に到着。そしてゴール!
ほんとに遠かったけど、久しぶりの完走。
素直に嬉しかったです。
ゴールで記念写真を撮り、預けていた荷物をもらって買い物券でおみやげ購入。着替える時間も無く、一度タクシーでホテルに行き、冷えた体をシャワーで暖めてから、打ち上げ会場の山鳥へ。
早めにゴールして打ち上げされていた方々は、もう完全に出来上がってる状態でしたが、なんとか乾杯することが出来ました。ビールが体に沁みました。 (って、ゴール直後に会場でビール1杯は飲んでいましたけどねw)
翌朝はホテル内で朝食を取り、今治駅までタクシーで移動し、バスで福山駅に行こうとしましたが、けっこうなバス待ちの人がいらっしゃったので、バスの始発駅、埠頭前にさらに移動。こちらのほうが、バリィさんグッズなどが多くてよかったかも。
スタート前には、大きなアップダウンも橋の前後以外になく、もう少し楽に完走できるかなという気持ちも正直ありましたが、フラットなだけに登りで休めず、ひたすら走らないといけないのが辛く、ウルトラはそんなに甘くないということを再認識させていただきました。
途中、胃が苦しくてリタイアしたくなった時に、はげましてくれたKさんを、膝が痛くなった時に私が逆に励ましたり、ふくらはぎが痛いという隊長を(一瞬だけ)ケアしたりと、一人じゃないから頑張れるということを経験出来たのも良かったです。
この大会は、コースも綺麗だったし、スタッフの皆さんやエイドのボランティアの方々が素晴らしく、豆腐やそうめん、生搾りオレンジジュース、夏みかんちゃんぽんなど、次のエイドまで頑張ろうっていう気持ちを起こさせてくれる、素晴らしい大会だと思います。
思ったよりもきついかもしれませんが、スタッフとエイドの皆さんに乗せられて完走させてもらえる、そんな経験を味わってみたいという方、おすすめです。


