防府読売マラソンは、今回が第50回記念大会です。
第1回は1970年、私が生まれた年に初開催された同い年(笑)の歴史ある大会です。
4時間を切る公式タイムがあるランナーがエントリー出来ますが、私の持ちタイムは、今年2月に北九州マラソンで初サブ4した、3時間58分と超ギリギリ。
制限時間4時間&関門を意識して走らなければならないという、にわかサブ4ランナーには過酷なレースです。

(エントリー前話)
防府読売は例年夫も出走していて、いつも応援する側なのですが、ラン仲間からの後押しもあって、エントリーのクリック合戦に参加することに。
見事クリアしたら、防府の神様が走っていいよ!ってことだからと、クリック合戦に臨んだのは、忘れもしない7月29日、20時過ぎのこと。
なんと、見事にクリック合戦(ゼロ関門)に勝利したのに、帰宅した夫に反対されてしまいました。
ギリギリでサブ4した走力では、防府はハードルが高すぎること、しかも、あの制限時間に追われるプレッシャーは私にはまだムリじゃないかと。

でも、エントリーしちゃったのよ!
防府の神様が走ることを許してくれたのよ!
家族がみんな元気で、故障がない今、走れる時に走らないと二度と走れないかも知れないと。

走るからには、絶対完走する!と言う強い気持ちを持って頑張ること、家のことを疎かにしないことを条件に、夫の理解と協力を得ることが出来、私なりに練習を重ねてきました。

肝心のレース展開は、
(スタート〜20キロ辺り)
今年からスタートが競技場からロードに変更になり、ロスタイムが少ないと予想していたのに、ほぼ最後尾からのロスタイムは2分と、かなりの予想オーバーでした。
5分30秒で刻む予定が、最初の関門の7.7キロ地点44分が微妙に厳しいと判断し、仲間とともに、5分10秒と想定よりオーバーペースで入ってしまいました。
それでも、沿道の仲間の応援もあって、足が軽い感じがしたので、行けると信じて、そのペースで刻むことにしました。

(〜25キロ辺り)
防府駅が見え出した22キロ辺りで、トップランナーとすれ違います。トップではなかったけれど、川内選手の姿も応援出来ました。

応援に感謝!軽快な走り

防府駅前はラン仲間や友達も随所に居てくれて、「頑張って!行けるよ〜!」と声をかけてくれます。
この辺りから、序盤突っ込んだツケが早くも来てしまい、ペースが乱れがちになっていました。

(〜30キロ辺り)
26キロ過ぎの植松跨線橋では、折り返してきた維新レジェンドYさんから「頑張れー!」と声をかけてもらったのを皮切りに、次々とラン仲間とすれ違います。
中関の折り返しが一番キツイと、試走会で教えてもらっていましたが、そこを折り返してきたラン仲間は本当にキツそうで、でも、これからその折り返しに向かう私にも「祥子さん、頑張れー!」と声をかけてくれたり、ここが難所と知ってる応援仲間がちゃんとそこに居てくれて、力強い声援をくれたりして、何とかチカラに変えます。
夫とも29キロ辺りですれ違いましたが、「祥子ー!粘れー!」とゲキが入ります。
折り返しの植松跨線橋に向かうゆるく長い登りでは、さらに足が重くなってきていましたが、なんとか10〜20秒落ちのペースをキープして粘ります。

(〜35キロ辺り)
ここで事件が起こります。
最後のギア入れに、パワージェルを食べようとポケットを探った瞬間、まさかの転倒。
あ、あ、あ!って感じでスローモーションのように地面にバッターンと転倒。
幸い、膝より手から先に倒れたので、手のひらには大きな傷が出来て流血しましたが、膝は打撲程度で済んだようで、何とか走り続けることが出来ました。
近くに、警察官か警備員さんか制服を着た方2人が、大丈夫ですか?走れますか?と声をかけてはくれましたが、誰も手を貸してはくれなかったような。
このレースはそういう厳しいレースなんだと、後から改めて感じました。

(〜ゴール)
完走出来れば御の字と思ってましたが、やっぱり欲は出るもので、あわよくば、先月のおかやまマラソンのベストを更新したいと思っていました。
でも、転倒してからは、なるようにしかならないと腹をくくって、沿道の応援してくれてるラン仲間にも、転んだー!って流血した手のひらを見せつつ苦笑いしながら、ひたすら走り続けました。
三田尻大橋を超えたら、ゴールは近い。
ひたすら粘ってゴールを目指します。

帰ってきたよー!

そして、最後の沿道の応援を浴びながら、陸上競技場のゲートをくぐり、
帰ってきたー!やったー!と、両手を上げて無事にゴールすることが出来ました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

おまけ話ですが、転倒以外にもアクシデントはありまして…

①3週間前〜口に大きなヘルペスが出来る( ̄▽ ̄;)
→4日で治るとお医者様に言われましたが、症状が落ちつくまで2週間以上かかるしつこさでした。
これは絶対、防府のプレッシャーに違いありません。

②レース前日朝〜ギックリ首になる( ̄▽ ̄;)
→朝、首が痛くて目が覚めました。
首が右にも左にも上にも動かず、うがいすら出来ない状態。
整骨院に駆け込んだら、複数の筋を痛めたギックリ首とのこと。ギックリ腰の首バージョンらしく、回復に1週間位かかるとのこと。
なんで、今日なの?と沈む気持ちになりましたが、先月の海響マラソンの時、寝違いの首の痛さを乗り越えてサブ3したレジェンドYさんに相談したら、腕が上がるなら、前を向いて走れば大丈夫!と力強いアドバイスをもらい、勇気が出ました。
後1日ある。レース当日の朝じゃなくてラッキーだったと思おうと、気持ちを切り替えて、針治療を受けて、レース直前まで湿布を貼って、臨みました。

(無事に終わって)
初めての防府読売マラソン。
エントリーする時から、直前も、レース中も、防府読売の洗礼をこれでもか!と言う程受けました。
終わってみれば、よーいろいろ乗り越えて完走したわ!と、自分で自分を褒めてやりたい気持ちでいっぱいです。

大会スタッフ、ボランティアの方々、一緒にレースに挑んだ仲間、沿道のポイントポイントで大きな声で激励してくれたり、写真撮ってくれたりした仲間、応援ナビでの応援、メッセージ…
皆さまから、たくさんのチカラを頂いて、
初めての防府読売マラソンを2ndベストで、
無事に完走することが出来ました!

また、この日に向けて、一緒に練習してくれて、試走会もしてくれて、惜しみなくアドバイスをくれた仲間に、家族に、感謝の気持ちでいっぱいです。
この場をお借りして、お礼申し上げます。
本当に本当に、ありがとうございました♡

(長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。)